ネルフィルターは紙フィルターと違い、使用前にひと手間かかります。
難しいことではありませんが、繰り返し使用していくものですので基礎を知っておきましょう。
ネルフィルターは紙フィルターと違い、使用前にひと手間かかります。
難しいことではありませんが、繰り返し使用していくものですので基礎を知っておきましょう。
ネルフィルターは生地にのりを使っているのでこれを落とすため、煮沸しのりを落とします。
煮沸は通常の水道水でおこないます。洗剤はいれないでください。
小さいナベよりもネルフィルターよりも大きいナベのほうがやりやすい。
フィルター全体が水につかるぐらいの水量の水道水でよい。多い分にはかまわない。
洗剤は入れないこと。
フィルターの内側にも十分にお湯が入るようにしよう。
フィルターは浮かび上がってくるので、トングやさいばしでおさえると裏返す手間がはぶける。
煮沸する時間は、沸騰してから10
タッパーにはフィルターを浸せるだけの水を入れ、ふたを閉め冷蔵庫で保存。
水は3日に1回は交換することを忘れないようにしよう。
使った日は、粉が残らないようにきれいに水洗いし、保管。
週に1回ぐらい、煮沸すると清潔に保てます(もちろん毎日でも構いません)。
しばらく使わない場合、しっかり絞って水を切ってからジップロックなどで密封し、冷凍保管すると便利。
ここでも洗剤や漂白剤は使わないように注意。
ネルフィルターは冷蔵庫で冷えているため、使用の前にはお湯で少し温め、しっかり絞ってから珈琲粉を入れるようにしよう。
ネルフィルターはペーパーフィルターと違い、裏と表があります。
毛羽立っているほうを起毛側、そうでないほうを縫い目側とここでは分類します。
当店で扱っているマルタのネルフィルターでは商品を袋から出すと起毛側が内側になっています。
通常使用する場合は、起毛側を外にし、縫い目側に珈琲の粉が入るようにすることを勧めています。
①手入れが楽。
毛羽立ちがないので、フィルターを洗いやすい(粉が残りにくい)。
②長持ちしやすい
洗うときに余計な力が入らないから毛羽が抜けにくい。
起毛側が外の場合、あっさり・まろやかな傾向になります。
縫い目側を外にした場合、どっしりとした味わいになります。
味わいによる変化は個々人の好みと密接に関係しているので、お好みに合わせてください。