From seed to cup.
珈琲の”栽培から一杯のカップに至るまで”の長い道のりにおいて、日本で行える最も重要な役割が焙煎作業です。
ただ豆に火を入れればいいだけでなく、豆の選定、選別、火の入れ方、温度と時間管理、保存など、丹念かつ丁寧な工程を積み上げ、お客様のもとに最良の珈琲をお届けし、楽しんでいただくことが焙煎家にとっての目標です。
「美味しい」とは人それぞれの感じ方です。しかし、珈琲には「よい珈琲」と「わるい珈琲が」あります。
よい珈琲の定義は、
1.エラー豆のない良質な生豆を、
2.豆の性格を把握しながら適切に焙煎し、
3.焙煎後、長い日を経過させずに、
4.飲む都度に抽出した珈琲
極めて単純に言えば、この4点が守られることが、ひつじcoffeeの推奨する「美味しい珈琲」を飲むための条件です。
付け足すことはたくさんありますが、まずは基本を押さえることが重要だと思っています。
ひつじcoffeeの目指す美味しい珈琲
1.生豆へのこだわり
高品質の生豆でもエラー豆は含まれています。
またサイズの違う豆は火の通り方も違い、味を不安定にします。
高品質の豆を最高品質に高めるため、徹底したハンドピックを行っています。
2.焙煎へのこだわり
半熱風式焙煎機を使い少量ずつ焙煎します。気温など周辺環境、
豆の性格を踏まえ、持ち味を引き出す焙煎を心掛けています。
3.鮮度へのこだわり
少量生産にこだわります。珈琲は”ナマモノ”であり焙煎直後より少しずつ
劣化は進み、適切に保存しても4週間もすれば魅力は薄れてしまいます。
このような珈琲を提供するよりは、注文の都度焙煎し最良の状態の珈琲を
お客様にお届けいたします。
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